AIで画像を鮮明化できるWebサイトは数多く存在しますが、「無料」で探してみると、実際にはトライアル版への誘導だったり、ロゴ(ウォーターマーク)が入ってしまうケースも少なくありません。
「本当に無料で、使いやすいサイトが知りたい」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、登録不要・無料・ロゴなしで利用できる、画像鮮明化(高画質化)サイトを厳選してご紹介します。
登録不要・無料・ロゴなしの画像鮮明化サイトおすすめ5選
さて、ここからは画像鮮明化サイトのご紹介です。
登録不要かつ無料で利用でき、さらにロゴ(ウォーターマーク)も入らないため、「今すぐ綺麗にしたい」という時に最適!
1. WaifuXL

WaifuXLは、アニメ調のイラストやGIFに特化したAI画像高画質化サイトです。
画像の高精細化には「Real-ESRGAN」、画像の自動判別には「MobileNetV3」といった最新のニューラルネットワーク技術が採用されており、低解像度の画像でも細部を損なうことなく、くっきりと鮮明な状態へと補完できます。
機能面では、7種類のプリセットが用意されており、画像を2倍・4倍・8倍までアップスケール可能です。よく知られているWaifu2xと比べても、より高性能かつ高精度で、高品質な仕上がりが期待できます。
なお、最終アップデートは2023年3月25日とやや時間が経っていますが、現在もその完成度の高さは色褪せていません。
開発を応援したい場合は寄付も可能で、コストをかけずにアニメ画像を鮮明化したいユーザーにとって、手軽に使える実用的なツールと言えるでしょう。
鮮明化したい元画像↓

WaifuXLで処理し、鮮明化された画像(掲載用に圧縮済み)↓

| Waifuxl | |
| 提供元 | 個人開発者(国は未公開) |
| iPhone/Android対応 | 対応していないよう |
| 無料で使える範囲 | フル機能を使える |
| 入力可能な形式 | JPG、PNG、GIF |
| 公式サイト | https://waifuxl.com/ |
2. EzRemove

EzRemoveは、2025年8月ごろに登場した、背景削除や画像編集を手軽に行えるオンラインサービスです。
操作は非常にシンプルで、画像をアップロードし、目的に合ったAIモデルを選ぶだけで完了します。
用意されているAIモデルは「アップスケール」「ぼかし除去」「強化」「ポートレート」「文字強化」「古い写真」の6種類。写真の状態に応じて最適なモデルを選ぶことで、より理想に近い仕上がりが期待できます。
鮮明化を目的とした場合は「ぼかし除去」モデルの効果が高く、驚くほどシャープで高品質な結果が得られる点が印象的です。
また、登録しなくても10クレジットが無料で付与され、1枚の処理につき3クレジットを消費します。
無料で使える回数は2〜3回程度と多くはありませんが、仕上がりの品質を考えれば、十分に試す価値のあるAI画像編集ツールと言えるでしょう。
鮮明化前の元画像(以下のサイトでも同じ画像を使って検証します)↓

EzRemoveで処理し、鮮明化された画像(掲載用に圧縮済み)↓

| EzRemove | |
| 提供元 | EzRemove(国は未公開) |
| iPhone/Android対応 | 不明 |
| 無料で使える範囲 | 登録不要でも10クレジットが付与 ※1枚の処理につき3クレジットが消費 |
| 入力可能な形式 | PNG、JPEG、JPG、WEBP、BMP |
| 公式サイト | https://ezremove.ai/jp/image-upscaler/ |
3. ImgUpscaler

Imgupscaler.aiは、ぼやけた画像や低解像度の写真を自然に鮮明化・高画質化できるオンラインツールです。
画像の内容を理解するAIを採用しており、何百万枚ものぼやけた画像と鮮明な画像を学習したモデルによって、ピクセルレベルで違和感のない画質改善を行います。
モーションブラーやピントの甘さ、ノイズがある画像でも、質感を保ちながら細部をインテリジェントに復元できる点が特徴です。
操作は画像をアップロードするだけと非常にシンプルで、ポートレートからスキャンした書類まで幅広い画像に対応しています。解像度は2K、4K、8K、16Kから選択でき、デフォルトでは2倍(2X)でアップスケールされます。
また、1回の処理で最大3枚まで対応し、無料プランでも1日6回まで利用可能です。特別に高品質というわけではありませんが、無料版の自由度が高く、実用性は十分です。
ImgUpscalerで処理し、鮮明化された画像(掲載用に圧縮済み)↓

| ImgUpscaler | |
| 提供元 | ImgUpscaler(シンガポール) |
| iPhone/Android対応 | 可能 |
| 無料で使える範囲 | 1日あたり6回まで無料で画像を処理可能 ※1回は最大3枚までアップロード可能 |
| 入力可能な形式 | JPEG、JPG、PNG |
| 公式サイト | https://imgupscaler.ai/ja/sharpen-image/ |
4. Pixelcut

Pixelcutは、AIを活用して商品写真の作成や画像編集を手軽に行える画像編集ツールです。
画像の解像度を短時間で最大4倍まで向上させ、鮮明化できる「AI Image Upscaler」機能を備えています。
Pixelcutの特徴は、4種類のAIモデルを用途に応じて使い分けられる点です。
- Fast Upscale:高速処理に特化したモデル
- Creative Upscale:画像の内容を再解釈し、新たなディテールを補完するモデル
- Topaz Labsモデル:高性能で定評のある、画質重視のモデル
- SeedVR2モデル:ByteDance社製の最新アップスケーリング技術
無料プランでは「Fast Upscale」のみ利用可能です。処理速度は速いものの、細部の再現性はやや弱く、手や指などの複雑な部分が潰れてしまう場合があります。
処理後の画像はプレビュー解像度であれば無料でダウンロードできますが、フル解像度で保存するにはアカウント登録が必要です。
個人利用には無料プランで十分ですが、業務用途や品質重視の場合は有料プランの検討が適しています。
Pixelcutで処理し、鮮明化された画像(掲載用に圧縮済み)↓

| Pixelcut | |
| 提供元 | Pixelcut.(スロバキア) |
| iPhone/Android対応 | 可能 |
| 無料で使える範囲 | ①無料のAIモデルのみ使用可能 ②プレビュー解像度でのみダウンロード可能 |
| 入力可能な形式 | JPG、PNG、HEIC |
| 公式サイト | https://www.pixelcut.ai/ja/image-upscaler |
5. Cloudinary

Cloudinary(クラウディナリー)は、画像や動画などのメディアをクラウド上で管理・最適化・配信できるプラットフォームです。
画像のリサイズや圧縮、形式変換、AIによる鮮明化(アップスケール)を自動で行える点が特長で、特に開発者向けAPIに強みがあります。
画像の鮮明化は操作が非常にシンプルで、画像をアップロードするだけ。設定は不要で、数秒後には処理済み画像をZIP形式でダウンロード可能です。
登録不要・料金表示なしで利用でき、実質的に無料ツールとして使える点も魅力で、APIサービスへの導線として提供されている側面もあります。
画質面では、人物写真や古い写真ではディテール補完とノイズ低減により、画質向上と同時にファイルサイズが40%以上小さくなる場合があります。一方、アニメやイラスト画像ではサイズが増えることもあり、圧縮効果は画像の種類によって異なります。
画質の向上は控えめですが、手軽さと実用性を考えれば十分に許容できる品質という印象です。
Cloudinaryで処理し、鮮明化された画像(掲載用に圧縮済み)↓

| Cloudinary | |
| 提供元 | Cloudinary.(イスラエル) |
| iPhone/Android対応 | 可能 |
| 無料で使える範囲 | フル機能を使える |
| 入力可能な形式 | JPG、PNG、AVIF、JPEG-XL、HEICなど |
| 公式サイト | https://cloudinary.com/tools/image-upscale |
まとめ
今回紹介した5つのサイトを実際に使ってみて、低画質な画像に悩む必要はほとんどなくなったと感じました。
以前は専用ソフトの導入や会員登録が必要でしたが、今ではブラウザ上で数秒あれば手軽に画質を改善できます。
アニメ・イラスト系にはWaifuXL、写真全般の鮮明化にはEzRemoveやImgUpscalerが安定しており、用途によって向き・不向きが明確です。PixelcutやCloudinaryは画質向上に加え、ファイルサイズ最適化やAPI連携などの付加価値もあり、Web用途との相性が良いと感じました。
画像の種類や目的に応じて使い分ければ、無料・登録なしでも十分に実用的な画質改善が期待できるでしょう。

