趣味で動画編集を始めたい初心者の方にとって、使いやすいソフトの探しに苦戦しているかもしれません。
一般的に、有料ソフトだと、使いやすさ、機能性、安定性、サポートなど多方面で優秀なのが、予算があれば、有料ソフトを購入するのもいいです。
一方、完全無料で使えるフリーソフト範囲で、有料ソフトに負けないほどいいものは少ないけど、ありますよ。
今回の記事では、Windows10の上で、使いやすい動画編集フリーソフトを厳選して紹介します。
Windows10で使う動画編集フリーソフトおすすめ
最近、フリーソフトの中で、有料ソフトの機能限定版や試用版、体験版などのステマソフトも混入してしまうことがあります。
使用期限、機能制限、嫌な広告や透かしなどは必ずといってもいいほどあるので、多分ご要望に合わないでしょう。
そこで今回は、何の制限なく、自由に使えるフリーソフトだけを揃えました。
これを読めば、あなたにぴったりのWindows10用動画編集フリーソフトが100%見つかります。ぜひ参考にしてみてください。
1.Aviutl
【公式サイト】:http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/
Aviutlは、KENくんによって開発された動画編集フリーソフトです。
Aviutl本体では、動画ファイルとしてAVI形式しかが読み込み・編集できないので、【Aviutl】って名称つけられるそうです。
また、Aviutl本体でできることは非常に少ないが、ほぼ何の編集もできないと理解しても良いと思います。
ところが、外部から無料のプラグインやスクリプトを導入することで、プロ仕様の編集ソフトに変身して、高度な機能が豊富に搭載されています。例えば、タイムライン、カメラ制御、中間点(キーフレームの特殊な言い方)、アニメーションなどです。
ただ、プラグインの導入は面倒で、使い方にも癖もあるので、初心者の方にとってハードルが高いです。
要するに、高度な編集を試したいが、高価な編集ソフトに手が出せない方にとって、Aviutlはいい選択肢と思います。
2.Shotcut
【公式サイト】:https://shotcut.org/
Shotcutとは、2011年にDan Dennedyによって開始されたオープンソースの動画編集フリーソフトです。
初めて起動した際、一見したところ、ホーム画面の構成はAdobe社のPremiere Proと若干似ているが、機能面もAdobe Premiere Proの簡易版といった感じで、動作が軽量になってます。
タイムラインの上で、動画のカット、結合、フェードイン・アウト、フィルタ/エフェクト、トランジション、アニメーション効果、テキスト合成、色温度調整、回転/反転、フォトムービー作成、GIF変換が簡単にでききます。
フリーソフトとして、そこまでできるのはマジですげぇと思います。
ただし、動画編集の経験を持っていない方なら、慣れるまで使いにくさを感じる可能性があるが、少し我慢して頑張りましょうか。
3.Windowsムービーメーカー
【公式サイト】:終了した状態
Windowsムービーメーカーは、マイクロソフト自社製の動画編集フリーソフトです。
元々は標準機能として、Windows Me/XP/Vistaに搭載されているが、Windows Vistaのリリース後、開発は中止されました。
その代わりに、後継アプリ【Windows Liveムービーメーカー】がリリースされて利用できるようになりました。
操作性および編集機能が簡易化されたが、もちろん、家庭内で使うためのちょっとした編集は十分です。
Windows10の場合、2017年以前は、公式サイトからWindows Liveムービーメーカーを簡単にダウンロードすることができました。
2017年のはじめに公式サイトからダウンロード提供と全てのサポートが終了していました。そのため、海外の知らないサイトからダウンロードするしかないです。
現時点では、下記のアイコンをクリックしてWindows Liveムービーメーカーをダウンロードできます。
4.Microsoftフォト
【公式サイト】:https://www.microsoft.com/ja-jp/p/microsoft-%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88/9wzdncrfjbh4
Microsoftフォトは、Windows10に標準で付属していた画像管理・動画編集ができるフリーソフトです。
そもそも、Windows 7/8で使用されていたクラシックフォトビューアーに置き換えるため存在したので、本格的な動画編集には向いていません。高度な編集機能、例えば、タイムライン、キーフレームはもちろん搭載されません。
あくまでも、トリミング、音楽の追加、回転、速度調整、フィルター・エフェクトなどだけが利用できます。
特に言いたいのは、フォトに内臓した3D合成機能は便利で面白いです。
蝶、レーザー、爆発など、動画を驚くほど魅惑的にする3Dエフェクトは約 60 種類、3D モデル(アニメーションさせることが可能な3Dオブジェクト)は500 種類ほど用意されているが、動画内の特定場面に合成することによって、派手な演出を作成できます。
5.OpenShot Video Editor
【公式サイト】:https://www.openshot.org/ja/
OpenShot Video Editorとは、オープンソースで日本語化された海外製の動画編集フリーソフトです。
機能性面でも、Shotcutと大体同じレベルで、あえて言えば、OpenShotのほうが動画編集の自由度がやや高いと感じます。
サイズ変更、スケーリング、タイトル、トリミング、音楽追加、回転、エフェクト、トランジションなど基本的な編集機能が一通り搭載されている上、アニメーションとキーフレーム、3Dアニメーションなど標準で内臓しています。凝った動画を作ってみたいという人にも満足できるでしょう。
ただ、外観は古くて、一目で大抵の使い方がすぐわかるようなユーザーUIを期待していればがっかりするということになります。
要するに、OpenShot は本格な動画を作成するってできなくはないけど、使いやすいソフトと比較すると少し手間と時間がかかるイメージです。