近年、ChatGPTをはじめとする生成AIの進化により、誰でも手軽に高品質な文章を作成できるようになりました。
一方で、レポートや論文、ブログ記事、SEOコンテンツなどでは、文章の信頼性やオリジナリティを確保するため、AI生成文章を見分ける必要性が高まっています。
そこで本記事では、文章を貼り付けるだけでAI生成の可能性を自動判定できる、
「AIが書いた文章を見破るサイト」、いわゆるAIチェッカーを厳選してご紹介します。
AIが書いた文章を見破るおすすめサイト7選
ここでは、英語や日本語などに対応しているAI文章判定サイトを、無料から有料まで網羅していますので、ぜひご活用ください。
1. User Local 生成AIチェッカー(完全無料)

User Local(ユーザーローカル)は、文章が生成AIによって作成された可能性を判定できる、日本発のAIチェッカーです。
生成AI特有の言い回しや語彙の偏りを、独自の機械学習アルゴリズムで分析し、AI生成の可能性を数値化します。
対応形式はPDF、Word(.docx)、テキスト(.txt)の3種類で、最大10MBのファイルまでアップロード可能です。
判定対象の文字数は 最大1万文字で、超えている場合は 先頭部分のみが解析対象となります。
また、判定精度を高めるために500文字以上の入力が推奨されています。公式でも「判定結果はあくまで目安」とされています。
| User Local | |
| 提供元 | User Local,Inc.(日本) |
| アカウント登録 | 不要 |
| 対応言語 | 日本語 |
| 対応生成AI | 未公開 |
| 主な用途 | 大学でのレポート・記事・論文形式の文章の判定 |
| 結果表示形式 | 「生成AIらしさ」をパーセンテージで表示 |
| 無料トライアル | あり |
| 価格設定 | 完全無料 |
| 公式サイト | https://ai-tool.userlocal.jp/ai_classifier |
2. GPTZero

GPTZeroは、AIが生成したテキストを識別する代表的なオンライン判定サイトです。
2023年1月にプリンストン大学の学生エドワード・ティアン氏によって開発され、学術分野で懸念されるAI生成文の不正利用を見極める目的で公開されました。
判定の核となるのは「perplexity(複雑性)」と「burstiness(変動性)」という2つの指標です。
英語における検出精度は高く、公式には「99%の正確性」を掲げています。テキスト入力のほか、PDF・Word・TXT形式のファイルにも対応します。
さらに「AI・人間・混在」の割合を示すスコア表示のみですが、AI生成が疑われる段落や文を特定できるため実用性が高く、人気の理由となっています。
| GPTZero | |
| 提供元 | GPTZero(アメリカ) |
| アカウント登録 | 不要(無料プラン) |
| 対応言語 | 英語、ドイツ語、ポルトガル語、フランス語、スペイン語 |
| 対応生成AI | ChatGPT、GPT-5、Gemini |
| 主な用途 | 教育分野での学術的な誠実性確認や文章の真偽チェック |
| 結果表示形式 | ①「AI・人間・混在」の割合を表示 ②AI生成の可能性が高い段落や文を表示 |
| 無料トライアル | ①月10,000ワードまで利用可能 ②基本的な検出機能は使い放題 ③高度な検出機能は月5回まで無料 |
| 価格設定 | $23.99/月から |
| 公式サイト | https://gptzero.me/ |
3. Turnitin(ターンイットイン)

Turnitinは、1998年にアメリカで誕生した世界最大級のオンライン盗用検出・学術支援ツールです。
現在では世界140カ国以上、16,000を超える教育機関で利用され、教育システムと連携しながら運用されています。
2023年には、Originalityライセンス契約者向け、ChatGPTを含むAI生成テキストを識別する「AIライティング検出機能」を導入しました。
この機能は、提出物は文ごとに分割され、AI判定モデルが各文に0〜1のスコアを付与します。その平均値から文書全体のAI生成推定割合を算出し、該当箇所はレポート形式で表示されます。不確実な部分はアスタリスクで示され、誤検出にも配慮されています。
現在、TurnitinのAIライティング検出機能は、GPT-4・GPT-4o・GPT-4o-miniといったモデルによる日本語テキストの検出に対応しています。
| Turnitin(ターンイットイン) | |
| 提供元 | Turnitin, LLC.(アメリカ) |
| アカウント登録 | 不要(無料プラン) |
| 対応言語 | 日本語、英語など30以上の言語をサポート |
| 対応生成AI | GPT-4、GPT4-o、GPT-4o-mini |
| 主な用途 | 教育者や学生が、生成AIによるテキストを分析・判定するために使用 |
| 結果表示形式 | ①AI生成の割合をパーセンテージで表示 ②20%以上の場合は該当箇所をハイライト表示 ③低確度(*%)は詳細非表示で不確実性を表現 |
| 無料トライアル | ない |
| 価格設定 | 対象人数やサービス内容に応じた変動料金制 |
| 公式サイト | https://www.turnitin.jp/ |
4. Smodin(スモーディン)

Smodin(スモーディン)は、学生・教師・作家向けに提供されている、AIを活用したライティングおよびリサーチプラットフォームです。
AIチェッカーに加え、リライトやAIライティングなど、文章作成を支援する機能が幅広く揃っており、作家やライターなど、日常的に文章を書く仕事をしている方に適しています。
AIチェッカーでは、最大30,000文字のテキストを直接貼り付けて判定できるほか、.doc、.docx、.pdf形式のファイルアップロードにも対応しています。
現在は期間限定で無料提供されており、アカウント登録なしでも利用可能ですが、その場合は「AI」と「人間」の割合のみが表示されます。
なお、アカウント登録を行うことで、「文章の分解」などのより詳細な分析機能を利用できるようになります。
| Smodin(スモーディン) | |
| 提供元 | Smodin LLC(アメリカ) |
| アカウント登録 | 不要(無料プラン) |
| 対応言語 | 日本語、英語など30以上の言語をサポート |
| 対応生成AI | ChatGPT、Bardなど |
| 主な用途 | コンテンツの信憑性と独創性を判断 |
| 結果表示形式 | ①AI生成の割合をパーセンテージで表示 ②『文章の分解』機能により、AI生成の可能性を3段階のレベルで判定 |
| 無料トライアル | あり |
| 価格設定 | 期限限定無料 |
| 公式サイト | https://smodin.io/ja/aiコンテンツ検出器 |
5. isgen AI

isgen AIは、文章が人間によって書かれたものか、あるいは生成AIによるものかを判定するオンライン検出ツールです。
文章の「困惑度」や「バースト性」と呼ばれる指標を用いて、語彙や文構造の予測しやすさを測定します。さらに、語句の繰り返しや不自然なつながりといった、AIが書いた文章に見られやすいパターンも検出対象です。
短文から長文(最大5000文字)まで素早く結果が得られ、文章をコピーして貼り付けるだけで判定が可能なため、初めて利用する人でも簡単に扱えます。
ブログ記事やメール、学術文書、電子書籍など、幅広い形式に対応しており、日常利用から専門用途まで幅広く活用されています。
| isgen AI | |
| 提供元 | Isgen Ltd.(イギリス) |
| アカウント登録 | 不要(無料プラン) |
| 対応言語 | 日本語、英語など多言語 |
| 対応生成AI | Mistral、Llama、Claude、Gemini/Bard、GPT-3.5、GPT-4 |
| 主な用途 | ブログ記事やメール、学術文書、電子書籍の判定 |
| 結果表示形式 | 「人間」と「AI」それぞれの確率を数値で提示 |
| 無料トライアル | ①1日に利用できる文字数に制限あり ②基本的な検出機能のみ利用可能 |
| 価格設定 | $14/月から |
| 公式サイト | https://isgen.ai/ja |
6. Copyleaks

CopyLeaksは、AIが生成した文章や盗作の有無を検出できるWebベースのツールです。
もともとは教育機関における不正行為の抑止や、公正な評価を支援する目的で開発が進められ、2010年代初頭から研究が行われてきました。
文章を入力するだけでインターネット上の公開情報と照合し、類似度の高い部分や盗用が疑われる箇所をレポート形式で提示してくれるため、学術論文やWeb記事、ビジネス文書など幅広い場面で活用されています。
入力可能なテキスト量は350〜25,000文字と柔軟で、基本的な機能は無料で利用できます。
また、Chrome拡張機能としても利用可能で、検索結果におけるAIコンテンツの特定もサポートしています。
| CopyLeaks | |
| 提供元 | Copyleaks(イスラエル) |
| アカウント登録 | 不要(無料プラン) |
| 対応言語 | 日本語、英語など30以上の言語をサポート |
| 対応生成AI | GPT-5、GPT-4、ChatGPT、Claude、Gemini、 DeepSeek、Llama (Meta)、Bloom、Rytr、Jasper |
| 主な用途 | 学術論文やWeb記事、ビジネス文書などの判定 |
| 結果表示形式 | ①AI生成の可能性のある割合を表示 ②判定された箇所をハイライトする |
| 無料トライアル | 利用できる無料クレジットが一定数提供される |
| 価格設定 | $16.99/月から |
| 公式サイト | https://copyleaks.com/ja/ai-content-detector |
7. Grammarly AI Detector

Grammarly AI Detectorは、文章にAIっぽさがどれだけ含まれているかを測ってくれる、Grammarlyのチェックサービスです。
アカウント登録なしでも最大1,000文字まで手軽にチェックでき、Web版やブラウザ拡張からすぐ使えるため、アクセス性の高さも魅力です。
精度面では、長めでシンプルな文章ほど判定が安定し、ブログ記事や一般的な文章の“ざっくりしたAIらしさ”を知るには十分です。一方、短文や専門性の高い文章は誤判定が出やすく、人間が書いた文がAI扱いされることや、逆にAI文を見逃すこともあります。
Grammarly AI Detectorは、“とりあえずAIっぽさをチェックしたい”ときにちょうどいい手軽なツールです。とはいえ、大事な文章の判定や正確さが欲しい場面では、ほかのAI検出ツールと組み合わせて使うのがおすすめです。
| Grammarly AI Detector | |
| 提供元 | Superhuman(アメリカ) |
| アカウント登録 | 不要(無料プラン) |
| 対応言語 | 英語 |
| 対応生成AI | ChatGPT、Gemini、Claudeなど |
| 主な用途 | ブログ記事や一般的なWebコンテンツの判定 |
| 結果表示形式 | 「AIらしい/AIらしくない」の割合をパーセンテージで表示 |
| 無料トライアル | Proプランを7日間無料で試用できる |
| 価格設定 | $12/月から |
| 公式サイト | https://www.grammarly.com/ai-detector |
AI文章判定サイトを使用する際の注意点
AI文章判定サイトの結果は、あくまで“参考程度”にとどめることが重要です。
実際には、生成AIが存在しなかった1980年代に書かれた論文まで「AI生成の可能性が高い」と判定されることがあり、人間が丁寧に書いた流暢な文章ほどAIらしいと判断されてしまう場合があります。
「AI検出」といっても多くのツールは言語モデルによる推測に過ぎず、絶対的な精度を期待するのは危険です。盗作検出に強いTurnitinのようなサービスでも、AI判定では誤検出が起こり得ます。
このように、AI文章判定サイトは便利な一方で、精度や信頼性にはまだ課題が残っています。重要な判断が必要な場面では複数ツールを併用したり、最終的には文章内容や制作過程の情報も踏まえて判断することが大切です。
まとめ
今回いろいろなAIが書いた文章を見破るサイトを試してみて感じたのは、「どれも完璧ではないけれど、AIっぽさをざっくり知るには十分」ということでした。
文章によってはツールごとに判定がバラつくこともあり、精度面ではまだ成長途中といった印象です。
とはいえ、無料で手軽に使えるサービスが多く、ちょっと気になる文章をサッとチェックできる点は魅力。
使う際は、判定を絶対視せず“参考値”として受け取るのがちょうどよさそうです。必要に応じて複数ツールを併用しながら、うまく活用していきたいですね。

