AI(人工知能)の進化によって、高度な動画編集もかつてないほど容易になります。
専門的なスキルや複雑な操作は不要で、初心者の方でも効率的にクオリティの高い動画を完成できます。
今回の記事では、AI対応の動画編集オンラインサイトを厳選して紹介します。
AI対応の動画編集オンラインサイトおすすめ
1. Synthesia
Synthesiaは、AIを駆使して120+言語のテキストからプロ仕様の動画を生成するオンラインサイトです。
専門的な知識、高性能なカメラとマイクデバイス、さらに登場人物を必要とせず、テキストを入力するだけで、手間なく簡単にAIビデオを作成できます。
Synthesiaを使用する場合、新規アカウントの作成と登録が必要です。使い方は非常にシンプルで、基本的な流れは下記の通りです。
- 動画に使いたいAIキャラクター(140種類+、リアルな人間に見える)を選択します。
- 伝えたいテキストを入力します。
- テキストの長さにもよるが、通常に数分間内で先ほど登録したメールアドレスに作成済みの動画のURLが送信されます。
そのURLをクリックしたら、動画を即座に視聴することができます。また、画面右上の「Share Video」をクリックして、動画をFaceBook、Twitter、LinkedInにシェアすることができます。
自分で検証してみた結果、出力効果は想像以上になっています。ナレーションの声が綺麗で、口の動きと人物の声はぴったり一致しています。
ただし、動画の中で外国人が日本語を話しているのが違和感がありますよね。これは無料版の制限かなと思っています。出力動画は下記の通りです。
2. Recreate
【開発元】:Recreate AI Private(シンガポール)
【価格】:無料&有料(10~40ドル/月額)
【表記言語】:分かりやすい英語
Recreateは、TikTok、インスタグラムやYouTubeなどのSNSで人気の高いショートムービーを簡単に作れます。
自分が用意した画像や動画素材をドラッグ&ドロップするだけで、AIアルゴリズムが自動的に素材を飾り、洗練された美しい映像に仕上がってくれます。
プライベートでの趣味だけではなく、ビジネスや仕事を含めた生活全般で広く使用されています。
機能面では、下記のように3つの編集モードが用意しております。
- テンプレートを使って動画を作成する。
- テキストを動画に変換する。
- テンプレートを使わずゼロからオリジナルの動画を作る。
100種類を超えるテンプレートが用意されており、その中でもビジネス向きや旅行向きなどジャンル別に用意してくれているので、動画の雰囲気に合ったテンプレートを適用したらいいです。また、多数の音楽素材もビデオ素材も用途別に用意されています。
そして、テキストを入力するか、または記事のURLをコピペすることで、Recreateが自動的にキーワードを探し出して、それに合ったビデオコンテンツを生成してくれます。ただ、現時点で、日本語が未対応なため英語を使うしかないがちょっと残念です。
他に、無料のアカウント登録をすることで、すぐに使い始めることができるが、書き出しの最高画質が「720p」になっています。より高画質のフルHD(1080p)が選択できるように有料プランにアップグレードする必要があります。
【2024年】AIに対応した画像編集ソフトおすすめ!画像や写真を自動処理可能!3. Lumen5
Lumen5は、広告動画やプロモーションビデオなどの制作に特化したオンライン動画編集サイトです。
一般人向けというよりも、企業などビジネスをする人向けといったイメージです。
豊富なテンプレートをベースとすることで、自分で撮った(選んだ)写真や動画をアップロードするだけで、細かい作業が苦手な人や、動画編集の経験がない人でも、数分間でプロ仕様の動画を簡単に作成できるようになります。
そして、Lumen5にはメディアライブラリも標準内蔵して、そこから何百万もの写真、ビデオクリップ、およびオーディオファイルがを組み合わせて使うことができるので、わざと写真や動画素材を撮影する手間も撮影する手間もも省けて便利です。また、自分の声を収録してナレーションとして動画に挿入することも可能です。
それに加えて、AIテクノロジーを活用して、ブログ文章で表現したアイデアをもとに、雰囲気の良いハイクオリティなストーリーボードを作成することができます。
ただ、この機能は英語で書いた文章だけ、期待通りの反応が得られます。日本語ってまだまだなところですよね。
【2024年】動画を高画質化するためのオンラインサイトをおすすめ!iPhone/Androidスマホ対応!4. Kamua
Kamuaは、クラウドをベースにしてAIをやられている動画編集に特化したブラウザです。
簡単な操作で、TikTok、Instagram、Snapchatなど様々なSNSサイトに投稿するためのオリジナリティのある印象的な動画を作れます。
テンプレート、ストックメディアライブラリーの用意はもちろん、ビデオのサイズ変更、リフレーム、カット、キャプションなど便利な機能も利用できます。
また、PC用の横長の動画を縦長のスマホで再生する動画に変更する時、音質や画質を犠牲にすることはありません。
その上、動画を編集している間、お気に入りのソーシャルメディアプラットフォームで動画がどのように表示されるかを簡単にプレビューできるのも嬉しい点です。
Kamuaなら、動画編集の未経験者や初心者でも、自信を持って効率的に本格的なショートムービーを作成できます。一応業務用ですが、一般家庭でも楽しめます。
5. Aivo
【開発元】:Pantheon Lab Limited(Hong Kong)
【価格】:無料&有料(9~99ドル/月額)
【表記言語】:分かりやすい英語
【公式サイト】:https://www.aivo.ai/
AIVOは、AI技術を採用して面倒な動画編集作業を簡単に済ませるオンラインサイトです。
高度なAIアルゴリズムのおかげで、見栄えのいい凝った編集の動画を作成するに必要な時間と労力をうまく節約できるとキャッチフレーズが謳わ.れています。
動画に使用できる何百万ものビデオクリップ、画像や音楽素材を用意してくれて、自由で創造性のある動画作りが楽しめます。
AIVOには4つの編集モードが利用できます。
- 「Paste an Article Link」は、記事のリンクを貼り付けて、記事の内容を分析して自動的に動画に変換します。
- 「Upload Your Clips」は、自分が用意した動画素材をアップロードして編集を始めます。
- 「Paste a Script」は、テキストをコピペして分析して自動的に動画に変換します。
- 「Start with a Template」は、好みのテンプレートを選択して編集を開始します。あとは、テンプレートのカスタマイズも可能です。
他に、標準搭載したタイムライン上に重ねて複数のトラック(クリップコンテンツ)をかさねて画像、動画、文字、音楽を合成できます。
また、文字の色やアニメーションなどの細かい設定、音声や声の収録も対応しています。
6. Magisto
【開発元】:Vimeo.com, Inc.(アメリカ)
【価格】:無料&有料(9~99ドル/月額)
【表記言語】:分かりやすい英語
Magistoは、パソコンやスマホおよびブラウザからも利用できる動画編集サービスです。
ブラウザ版を使用する場合、➊.動画や画像をアップロード⇒➋.用意したライブラリからテンプレートとサウンドトラックを選択したら、AIが動画を判別して半自動的に編集を行なってくれるのが特徴です。それにより、ビデオ作成プロセスを簡素化することができます。
主に、商品・サービス紹介を目的とした動画コンテンツの制作に特化した模様で、FaceBook、Twitter、Instagram、YouTubeなどのSNSサイトやビデオ広告プラットフォームでひと際目を引く動画を作成するのが強みで、動画でのタイムリーな情報発信が必要なSNSアカウント運用・広告配信、プレスリリースの動画化など、幅広い用途で活用されています。
また、動画がどれだけ見られているかはグラフにできるのでビデオマーケティングのノウハウが蓄積されます。要するに、効果的な動画マーケティングを行いたい方に最適と言われています。
感想
今回は「AI対応の動画編集オンラインサイト」6選を紹介しました。
AIテクノロジーを活用して、初心者の方でもハイクオリティな動画を素早く作成できるのが目的ようです。
テキストを動画に変換するってほとんど標準機能としてついています。もちろん、各サイトの性能や長所によって、どれも期待通りの効果が得られるとは限らないので、必ず自分で検証してみてください。
また、Synthesiaの場合、現実に生きている人間に見えるAIキャラクターも登場することは、昔だったら全然想像つかなかったですね。
それらのサイトは、基本的な使い方はメーカーに関わらずよく似てるので、1 つのサイトの操作に慣れておけば、他のサイトを使用する際にも勘が働き操作できるようになります。