写真やプリントなどがほとんど白黒、という時代がありましたね。
白黒であることがいろいろ想像をかき立てられるのが、撮影当時の色を「再現」できれば面白いでしょう。
そこで本記事では、AIを使って白黒写真をカラー化できるオンラインサイトを厳選して紹介します。中には、登録不要・無料で手軽に使えるツールもあります。
白黒写真のカラー化だけでなく、高画質化まで行いたい方には、Topaz Labsが提供するTopaz Image Webも注目です。

業界最強のAI画像編集や高画質化で知られるTopaz Labs社のオンラインサービスで、白黒写真のカラー化に加え、画像のアップスケールやぼかし補正、ノイズ除去などにも対応しています。
「Wonder 3」「Denoise Max」といったAIモデルを選択しながら、高品質な画像へ仕上げることができます。
AIで白黒写真をカラー化にするには知るべきこと
- カラー画像:RGB情報+明暗(濃度)情報
- モノクロ画像:明暗(濃度)情報
- 「カラー ⇒ モノクロ」は、RGB情報を捨てればいいだけです。
- 「モノクロ ⇒ カラー」は、RGB情報を付加する必要があります。
現時点では、白黒写真の濃淡だけから「正確な元の色」を完全に再現することは難しいとされています。
例えば、赤と緑でも明るさが同じなら、白黒写真では同じグレーとして記録されるため、AIは周囲の情報や学習データをもとに「どの色らしいか」を推測して着色しています。
AIは大量のカラー写真を学習しており、形状や質感、周囲の反射などを分析しながら、合理的な範囲で色を推定します。
たとえば、郵便ポストだと認識できれば、赤色として着色される可能性が高くなります。
そのため、AIカラー化は「元の色を完全に復元している」というより、トーンや画像内容から自然な色を推測して再現している、と考えるのが適切でしょう。
登録不要・無料で使える白黒写真カラー化サイト6選【ロゴなし】
ここからは、登録不要・完全無料で使えて、さらにロゴ(ウォーターマーク)が入らない優秀なカラー化サイトを6つ厳選してご紹介します。
1. DataChef(データシェフ)
DataChefは、白黒写真をAIで自動着色し、カラー写真へ変換できる無料のWebアプリです。
インストールや会員登録は不要で、PC・iPhone・Androidなど、ブラウザが使える端末なら手軽に利用できます。
仕上がりは比較的自然で、空気感のあるやさしい色味が特徴です。やや色褪せた現代写真のような雰囲気に仕上がるため、レトロ感を残したい場合にも向いています。
使い方も簡単で、写真をアップロードするだけでAIが自動処理し、そのまま保存できます。
ただし、ダウンロード前にプレビューできない点はやや不便です。それでも、完全無料で使える点は大きな魅力と言えるでしょう。
DataChefは、写真や画像をいろいろ加工するための完全無料なWEBアプリケーションです。

| DataChef | |
| 提供元 | TechLagoon |
| 価格 | 完全無料 |
| 入力形式 | JPEG、PNG、GIF、BMP、Heic |
| 出力形式 | JPG |
| ウォーターマーク・透かし | なし |
| 公式サイト | DataChefのHP |
DataChefを検証した結果は以下の通りです。

2. VanceAI Photo Colorizer
VanceAI Photo Colorizerは、AIを使って白黒写真を自然なカラー写真へ変換できるオンラインツールです。
ディープラーニング技術により、古い写真やヴィンテージ写真にもリアルな色味を再現できます。
実際に試したところ、色付けは比較的自然でムラも少なく、古い写真の質感を残したままカラー化できました。「色褪せた写真」というより、当時のカラー写真のような仕上がりに近い印象です。
無料プランでは、ログイン不要で10クレジットが付与されます。公式では画像サイズに応じて通常1〜3クレジット消費と案内されていますが、検証時は写真1枚で4クレジット必要でした。
また、PC版ソフトも提供されており、複数の写真をまとめて処理したい場合にも便利です。

| Vance AI | |
| 提供元 | VanceAI Technology |
| 価格 | 無料&有料 ※無料プランでは10クレジットが付与 |
| 入力形式 | JPG、PNG、WebPなど |
| 出力形式 | JPG |
| ウォーターマーク・透かし | なし |
| 公式サイト | VanceAI Photo ColorizerのHP |
VanceAI Photo Colorizerを検証した結果は以下の通りです。

3. Deepai.org Colorize
DeepAI Colorizeは、Image Colorization APIを利用して、白黒写真や動画をカラー化できる海外のWebサービスです。
実際に試した限りでは、出力品質はDataChefと同程度で、自然な色合いに仕上がりました。使用しているAIモデルも近い可能性があります。
特に印象的だったのは処理速度の速さで、検証時はアップロードから着色完了までわずか2〜3秒ほどでした。
処理後はオンライン上でプレビューでき、そのままダウンロード保存も可能です。
さらに、画質向上・背景除去・アニメーション化・画像拡張などの編集機能も用意されています。ただし、これらの追加機能の多くは有料となっています。

| Deepai.org Colorize | |
| 提供元 | MyHeritage Ltd. |
| 価格 | 無料 |
| 入力形式 | JPEG、PNG、JPG |
| 出力形式 | JFIF |
| ウォーターマーク・透かし | なし |
| 公式サイト | DeepAI ColorizeのHP |
DeepAI Colorizeを検証した結果は以下の通りです。

4. Flat AI
Flat AIは、白黒写真や色褪せた写真をAIでカラー化できるオンラインツールです。
操作は非常にシンプルで、写真をアップロードするだけで自動的に色付けや補正が行われ、登録不要ですぐに試せます。
無料プランでは、1日1枚までカラー化が可能で、利用回数は24時間ごとにリセットされます。
実際に試したところ、仕上がりはやや滑らかすぎる印象で、色味も濃く、美顔補正が強くかかったような不自然さを感じる場面もありました。
なお、仕上がりに満足できない場合は、有料プラン限定で、画像を再アップロードせずに再生成できる機能も利用できます。

| Flat AI | |
| 提供元 | Flat AI |
| 価格 | 無料&有料 ※1日に無料で利用できるのは1回(1枚)までです。 |
| 入力形式 | JPG、PNG、WEBPなど |
| 出力形式 | JPG |
| ウォーターマーク・透かし | なし |
| 公式サイト | Flat AIのHP |
Flat AIを検証した結果は以下の通りです。

5. Img2Go
Img2Go AI Colorizerは、ディープラーニング技術を活用して白黒写真を自然なカラー写真へ変換できるオンラインツールです。
数百万枚のカラー写真を学習したAIが、写真内の形状や質感、物体を分析し、肌・空・植物などに自然な色味を自動で付与します。
実際に試したところ、全体的な仕上がりは比較的自然で、古い写真の質感もしっかり残っていました。
ただし、人物の手元など細かい部分はやや粗く、手袋のディテールが潰れる場面もありました。また、全体の色調は少し赤みが強い印象です。
無料プランでは1日2枚まで利用可能で、有料プランでは回数制限の解除や一括処理機能も利用できます。

| Img2Go | |
| 提供元 | QaamGo |
| 価格 | 無料&有料 ※1日に無料で利用できるのは2枚までです。 |
| 入力形式 | JPG、PNG |
| 出力形式 | JPG |
| ウォーターマーク・透かし | なし |
| 公式サイト | Img2GoのHP |
Img2Goを検証した結果は以下の通りです。

6. Palette(【ロゴあり)
Paletteは、AIを使って白黒写真を自然なカラー写真へ変換できるオンラインサービスです。
単純に色を付けるだけでなく、写真の雰囲気やムードに合わせたカラー化ができるのが特徴で、21種類以上のカラーフィルターから好みの色調を選べます。
実際に試したところ、仕上がりは非常に自然で、特にクラシック系フィルターはやや青みがかった柔らかい色合いが印象的でした。全体的に落ち着いたトーンで、違和感の少ないカラー化が可能です。
低解像度かつウォーターマーク付きの画像であれば無料で利用できますが、高解像度・ロゴなしで保存するにはクレジット購入が必要です。
1クレジットで1枚の高画質画像を保存でき、元画像と同じ解像度でダウンロードできます。

| Palette | |
| 提供元 | PALETTE FM, UNIPESSOAL LDA. |
| 価格 | 無料&有料 ※無料プランでは、低解像度・ウォーターマーク付きで保存されます。 |
| 入力形式 | JPG、PNG、WebP、BMP、TIFF、GIF、ICO、EPS、EXRなど |
| 出力形式 | JPG |
| ウォーターマーク・透かし | あり(有料で削除可能) |
| 公式サイト | PaletteのHP |
Paletteを検証した結果は以下の通りです。

まとめ
近年はAI技術の進化により、専門知識がなくても手軽に白黒写真をカラー化できるようになりました。
今回は、登録不要・無料で使える白黒写真カラー化サイトを6選紹介しました。
完全無料で気軽に試したい方は、DataChefやがおすすめです。一方で、より自然な仕上がりや豊富な色調フィルター、使いやすさを重視するなら、Palette.fmのような有料対応サービスを試してみるのも良いでしょう。
ぜひ自分に合ったツールを活用して、大切な思い出の写真を鮮やかによみがえらせてみてください。

